1. イントロダクション

このワークショップでは、Amazon GuardDuty (マネージド型脅威検出サービス)を使用した脅威の検出と修復をカバーするシナリオについて説明します。このシナリオは、GuardDuty が検出できる脅威の一部を表す、いくつかの脅威ベクトルにまたがる攻撃をシミュレートします。

さらに、GuardDuty の検出結果を表示および分析する方法、その結果に基づいてアラートを送信する方法、最後に検出結果に対する修復方法について説明します。

このシナリオで使用される AWS CloudFormation テンプレートは、Amazon EventBridge ルールAWS Lambda 関数の組み合わせを使用して、攻撃をシミュレートし、GuardDuty の結果を自動修復するために必要なリソースを構築します。

リージョン

このワークショップでは us-west-2 (オレゴン) リージョンを選択してください。

シナリオ

このワークショップでは次の4つのシナリオに分かれています。

シナリオ 説明
1. EC2 インスタンスの侵害 Amazon GuardDuty、Amazon EventBridge ルール、AWS Lambda を使用して、
侵害されたホストを検出して修復します
2. IAM クレデンシャルの侵害 AWS 環境内で API 呼び出しを試行する攻撃者のホストを特定し、ホストを手動で修復します
3. IAM ロールの漏洩 認証情報が不正使用されたホストから流出したことを識別し、それらの認証情報を使用して
外部ホストから取得された API 呼び出しを識別します。
さらに、AWS Lambda を介して実行された自動修復を確認します
4. S3 バケットの侵害 AWS 環境内にある S3 の API を不正に呼び出す攻撃者のホストを識別して、
ホストを手動で修復します